2.4GHz帯の無線通信は、
専用のUSBレシーバーが機器とセットで付いて来るので、
Bluetoothと混同しないように注意しましょう!
無線通信の中で良く聞く単語の一つに、「2.4GHz帯」というものがあります。
これはBluetoothやWi-Fiとも違い、別の通信手段として、ワイヤレス系のPC周辺機器等に応用されています。
今回はこの2.4GHz帯とは何か、他の通信方法との違いや特徴について紹介していきます!
2.4GHz帯とは?
2.4GHz帯は、無線通信によく利用される周波数帯の一つです。
BluetoothやWi-Fi、電子レンジなどの家電製品による電波が干渉し合い、混信が起きることがあります。
そのため、一部の環境では通信速度が低下することがあります。
最近のWi-Fiルーターは5GHz帯にも対応しており、混信の少ない通信が可能です。
しかし、2.4GHz帯の長所は、長距離通信が可能であることです。
また、比較的多くのデバイスが対応しており、幅広く利用されています。
2.4GHz帯で通信するPC関連機器は?
ワイヤレスマウス/キーボード
多くのワイヤレスマウスやキーボードは2.4GHz帯で通信しています。
購入時に付属しているUSBレシーバーをパソコンに挿すことで、ワイヤレスで使用できます。
ワイヤレススピーカー
2.4GHz帯を利用したワイヤレススピーカーもあります。
Bluetoothスピーカーとは異なり、専用のレシーバーをパソコンに接続する必要があります。
Wi-Fiルーター
Wi-Fiルーターも2.4GHz帯を利用して通信しています。
家庭用Wi-Fiルーターは、一般的に2.4GHz帯と5GHz帯の両方をサポートしています。
ワイヤレスイヤホン/ヘッドフォン
一部のワイヤレスイヤホンやヘッドフォンも、2.4GHz帯を利用して通信しています。
Bluetoothイヤホン/ヘッドフォンとは異なり、専用のレシーバーをパソコンに接続する必要があります。
ワイヤレスプレゼンター
2.4GHz帯を利用したワイヤレスプレゼンターもあります。
プレゼンテーション用のリモコンとして、パソコンと接続して使用します。
レシーバーとは?
USBレシーバーは、USBポートに接続して、Bluetoothや無線LAN、2.4GHz帯などの信号を受信するためのアダプターです。
パソコン本体に内蔵されていない無線通信機能を追加することが出来て、2.4GHz帯の通信をする場合、1個の専用レシーバーにつき、専用機器1台との接続が可能です。
一般的には、Bluetoothイヤホンやマウス、キーボードなどのBluetooth機器や、Wi-Fiルーターとの通信などにも使用されます。
USBレシーバーは、USB接続なので、パソコンやノートパソコンなどの各種デバイスで使用することができます。
以上のように、様々な関連機器との無線通信に応用されているのが特徴です。
よくあるのが、海外製の無線対応機器に、しっかり「Bluetooth対応」と明記されていて、いざ購入してみると、Bluetooth接続ではなく、この2.4GHz帯の無線接続だったりします。
購入の際に専用のレシーバーが付属してくる場合は、間違いなくこの通信方法ですね。
見抜くコツとしては、Bluetoothのバージョンまでしっかり明記されている事だったり、2.4GHz通信の文字が無い事を確認する事です。
騙されないように、機器購入の際はそこも併せてチェックするようにしましょう!
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