モニター用のポートは、
最近はHDMIとDisplayPortが主流!
もし間違っても変換アダプタを使えば大丈夫!
モニターには多くの種類の「ポート」が存在します。
このポートが自分のPCに対応していないと、コードが挿せず、上手く接続する事が出来ません。
という訳で、今回はこのモニター用ポートの種類について、どんなものがあるのか?それぞれの端子の形や特徴と共に紹介していきます!
モニターのポートの種類と形にはどんなものがある?
・HDMI
HDMI(High-Definition Multimedia Interface)は、デジタル信号伝送規格の1つで、映像や音声を高品質で伝送することができます。
主にテレビやモニターといった映像機器に使用されており、以下のような特徴があります。
- 高画質伝送が可能:映像や音声をデジタル信号で伝送するため、アナログ伝送に比べて画質や音質が劣化することがありません。
- 多彩な音声伝送が可能:最新のHDMI仕様では、Dolby AtmosやDTS:Xといったサウンドフォーマットにも対応しており、豊富な音響表現が可能です。
- 高速伝送が可能:最新のHDMI仕様では、最大48Gbpsの高速伝送が可能であり、8K映像やHDR映像などの高画質コンテンツにも対応しています。
- シンプルな接続が可能:HDMIは、1つのケーブルで映像と音声を同時に伝送できるため、複数のケーブルを接続する必要がありません。
- 一部の規格で逆向き接続も可能:HDMIの一部の規格では、逆向き接続が可能なポートも存在します。これにより、スマートフォンやタブレットといった携帯端末をテレビやモニターに接続することもできます。
・DVI
DVIは、映像信号をデジタルで伝送することができるポートで、ビデオカードやモニターなどに採用されています。
DVIは、シングルリンクDVIとデュアルリンクDVIの2種類があり、シングルリンクDVIは最大解像度1920×1200、デュアルリンクDVIは最大解像度2560×1600まで対応しています。
また、DVIは音声信号を伝送することができないため、映像と音声を同時に伝送する場合は別途ケーブルが必要となります。
DVIはビデオカードやモニターなどで広く使用されていますが、最近のモニターでは、より新しいポートが一般的になってきています。
・VGA
VGAは、アナログ信号を使用する昔ながらの接続規格で、ビデオ信号を伝送することができます。
最大解像度は比較的低く、フレームレートも制限されていますが、一部の古いコンピューターやディスプレイにはVGAポートが搭載されている場合があります。
現在のデジタルディスプレイとの接続には、アダプターが必要な場合があります。
・DisplayPort
- 高い転送速度: DisplayPortは、高い転送速度を持ち、最大32.4Gbpsの帯域幅をサポートしています。これは、より高解像度での映像伝送や、高速なデータ転送に役立ちます。
- 多様な機能: DisplayPortは、ビデオ、オーディオ、データ、パワーなどの複数の機能をサポートしています。そのため、1本のケーブルで複数の機能を実現できます。
- 高解像度: DisplayPortは、4K解像度にも対応しており、高解像度での映像伝送に適しています。
- 長いケーブル長: DisplayPortは、HDMIやDVIと比べて、長いケーブル長をサポートしています。これは、複数のディスプレイを接続する際にも便利です。
- 標準化: DisplayPortは、VESA(Video Electronics Standards Association)によって標準化されており、広く普及しています。
・Mini DisplayPort
DisplayPort Miniは、通常のDisplayPortと同じ信号を伝送できる小型のコネクタです。
ただし、通常のDisplayPortと比較して、より高価なケーブルが必要となる場合があるため、注意が必要です。
- 小型化: DisplayPortよりも小型で、スペースの制限されたデバイスに適しています。
- 高性能: デジタル信号の転送速度が高く、高品質なビデオ出力が可能です。
- 互換性: DisplayPortと互換性があり、アダプターを使うことでHDMIやDVIに変換することも可能です。
- 拡張性: DisplayPortと同様に、デイジーチェーン接続によって複数のデバイスを接続することができます。
- 多様性: Mini DisplayPortをサポートするデバイスは、MacBookやSurfaceなどの一部のノートパソコン、タブレット、モニター、テレビなどがあります。
モニター用のポート紹介は以上になります。
ちなみに自分の端末がポートに対応しているかは、差込口の形を確認すればOKです。
各説明文中に貼り付けてある画像と同じ差込口があれば、そのポート端子には対応している証拠なので、差し込んで使用しましょう。
また、もし購入したモニターのポートに対応していない場合でも、変換アダプタを別途購入して対応出来るケースが多々あるので、間違って購入してしまった場合は、変換も視野に入れると良いですね。
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